食洗機は欲しいけど、高いし設置大変だから費用対効果ってあるの??
以前の私もそう思ってましたが、実際食洗機を使ってみたら手放せなくなってもう早5年です。
なくてはならない存在になってしまいました。
そう、当ブログ「エッセンシャルで暮らす」のエッセンシャル(生活必需品)第1号は食洗機でした。
どうしてそんなに必要なのか、逆に5年使っててデメリットは感じてないのか。
特に、子育てと仕事に追われるママだからこそ感じる食洗機のリアルな必要性を、この5年を振り返りながら検証していきます。
- 食洗機を買った決め手
- 食洗機を実際どのように使っているか
- 食洗機を5年使ってみて分かるメリット・デメリット
夫婦円満のために食洗機は必要でした
食器洗いは毎日何回もやらなければならない家事。
一人暮らしだと夜1回で済んでも、家族4人になるとさすがに回数は増えます。
お腹いっぱいで動きたくないのにお皿洗わなきゃー
やっと子供のこと落ち着いたけど、まだ皿洗いが残ってたわ。
食器洗いをネガティブに感じる方は多いのでは無いでしょうか。
夫婦で家事分担が裏目に・・・
まだ子供が赤ちゃんの頃、2人の子育てに家事をする余裕がなく、夫と家事を分担することになりました。
寝かしつけがあるため、夜の皿洗いは夫の担当。
しかし、仕事で疲れて帰ってきて、たまに飲み会もあり、朝起きたらまだ洗ってない食器がそのまま残っていたなんてこともしばしば。
朝起きてきて、キッチンに洗い物が残っていたらゲンナリだよね。
時間が経つとお皿についた汚れもこびりついて落ちにくくなるから、余計にがっかりです。
洗い物をやるやらないで夫婦げんかもしばしば。
夫自身も家事育児に協力したいという気持ちはあるものの、そもそも皿洗いがそこまで好きではないため、やる気が出ません。
我が家が食洗機を導入した決め手
- 優先順位の低い家事が残っていることへのストレス
- 皿洗いのことでの夫婦のいさかいが多い
- そもそも2人とも皿洗いが好きではない
- 皿洗いに結構時間が取られる
皿洗いに関して、これだけの負の要素が絡んでいたため、家事負担・ストレス軽減のために食洗機購入を決意しました。
導入費用以上に、お互いのストレス軽減、および夫婦円満のために買うことに決めました。
食洗機の導入費用や設置のハードルを超えてくる使用感
買うと決めたはいいものの、食洗機って値段は安くないし、設置に関しても色々と面倒なイメージがつきまといますよね。
導入費用はいくらかかる?
我が家が初めに食洗機を購入したときは、子供が小さいとはいえ4人家族。
食器もそれなりに多かったので、ファミリータイプの据え置き型食洗機を購入しました。
2019年のことでしたので、ヤマダ電機オリジナルモデル(NP-TY11)を買うことで、費用をなるべく抑えました。
しかし、食洗機以外にも設置するにあたり必要なものがあります。
水栓につける分岐水栓と、置き場所が限られていたため、設置台を別途購入したので、トータルコストはかなりかかりました。
- 食洗機本体 52,000円
- 取付作業費 5,000円
- 分岐水栓代 13,000円
- 設置台 10,000円
総額 80,000円!!
こんなにかかるなんて知らなかった・・・
導入するだけでもかなりコストがかかりますし、分岐水栓の取り付けがあるので取り付け工事でさらにハードルが高く感じられます。
そのため、初期費用をなるべく抑えるために、自分で設置作業をする方もいらっしゃいます。
- 中古品を買う。型落ちものでも充分使えます。
- 取付作業を自分で行う。
- 分岐水栓を自分で手配する。(※1)
※1 自分で分岐水栓を購入する際は、分岐水栓のサポートをしてくれるPanasonicさんのサイトが参考になります。水栓の品番が分からなくても分岐水栓サポートデスクもあるので、おすすめです。
設置は安心の業者さんへ
食洗機の購入でハードルが高いと感じるポイントは『設置』です。
限られたキッチンスペースにのに、食洗機は結構大きな家電ですよね。
まずは、設置できるスペースが充分にあるか自分でチェックします。
食洗機のサイズや設置スペース確認のための測り方など公式サイトにも掲載されているので、確認してみましょう。
我が家の場合は、分岐水栓の設置や電源・ホースなどを含めた取り付け作業は、自分でやるには難しそうだったので業者さんにお任せしました。
そのため、設置についてはさほど高いハードルだと感じませんでした。
どれだけランニングコストは抑えられる?
これだけの投資をして、本当に元はとれるの?と不安になりますよね。
手洗いと食洗機ではどれくらいかかるランニングコストが違うのでしょうか。
お皿洗いで1番気になるコストは水道代ですよね。
実際に、パナソニックの公式HPにある節約シミュレーションを使って、手洗いと食洗機のコストの違いを調べてみました。(手洗いVS食洗機節約シミュレーション)
食洗機 NP-TSP1(汚れレベル2・タンク給水)の場合、1回あたりの使用水量は約9 L。1年間で約30,660 L、1週間で約588 L、1週間でお風呂約3杯分(お風呂1杯あたり180 Lとして算出)の節水ができる。
Panasonic手洗いVS食洗機節約シミュレーション
1週間でお風呂3杯分であれば、かなり節水できそうですね。
実際には、ここに食洗機の電気代や予洗いのための水道代などがかかってきます。
1年間で11,000円分ってかなり節約になりますね。
導入費用を超える使用感
でも、導入するのに80,000円かかってるから、元とるのに7年はかかるってこと?
食洗機を購入・設置するのに我が家は80,000円かかりました。
元をとるには7.27年!
しかも、食洗機が7年もつかどうか正直わからないところ。
我が家が当時購入する時もこの壁にぶち当たりました。
そこで、原点に立ち返ってみたのです。
- 優先順位の低い家事が残っていることへのストレス
- 皿洗いのことでの夫婦のいさかいが多い
- そもそも2人とも皿洗いが好きではない
- 皿洗いに結構時間が取られる
万が一、7年経たないうちに故障して買い替えになったとしても、これまでの皿洗いのストレスから解放されるならそこにお金をかけようとなりました。
実際に使っている人の感想も参考に
また、実際に使っている人の感想なども参考にしました。
購入を迷っていた時に、食洗機を使っている友人たちに聞くと、「もう食洗機はやめられない」と口を揃えて言われました。
そして、私もその「もう食洗機をやめられない族」となったのです。
その大きな理由は、「食器洗いからの解放感」。
もうね、解放感ハンパない。
5年使って感じる食洗機を使うメリット
実際に食洗機を使い始めて5年経過しました。
そこで、使っていて感じるメリットを振り返ってみました。
食洗機を使うメリット①|節約できる
「どれだけランニングコストを抑えられる?」でも書きましたが、手洗いよりも食洗機の方が少ない水で洗うことができます。
食洗機が手洗いの1/6の水量で洗ってくれるということは、予洗いの時に水を使う事を加味しても、食洗機で洗った方が水道代は安くなってるのかなと感じます。
食洗機を使うメリット②|食器洗いのストレスから解放される
個人的に食器洗いから解放された事を1番のメリット!
どれだけストレスから解放されたかをbefore→afterで検証してみました。
- 朝食後、皿洗いは1番後回し。長女を幼稚園に送り届けて帰ってきたら、洗い物の山を見てゲンナリ。
- 皿洗いはできるだけやると言っている夫が皿洗いをやってない!イライラするし、時にはケンカになる。
- 皿洗いをしている時に、子供同士でケンカや誰かしらが泣いてなかなか進まず、時間がかかる。
- 朝食後、夫が食洗機を担当。
- 自分は長女を送り届けて帰ってきたら、皿洗いが終わってる!
- イライラもケンカもなくなり、なんならお皿を並べるゲーム感覚に楽しさを見つけた夫に感謝するようになる。
- 子供がケンカになる前に、ささっと食洗機にお皿をセットして完了!イライラなし!
このように、食洗機を買ったことで、家族の笑顔が増えました。
食洗機を使うメリット③|手荒れの悩みがなくった
地味に悩みのタネだったのが手荒れ。
冬場はあかぎれがパックリ割れて血がにじんで絆創膏いつも貼ってました。
ゴム手袋をしてると、どうしても滑ってお皿を割ってしまったり、素手じゃないとヌルヌルしているところが分かりづらいので、そもそもあまり好きではない。
そうすると、冬場はお湯を使って洗ったりするので、すぐに手が荒れます。
タオルで拭いただけでピリッと痛むのが、毎回ストレスでした。
それが食洗機になったらどうでしょう。
嘘のように手荒れが治りました!!(泣)
指先がカサカサで固かったのも、指の関節がごわごわしていたのも、痛かったあかぎれも、みんなさっぱりきれいに治りました。
地味にかかっていたハンドクリーム代、絆創膏代がかからなくなるので、お金の面でも嬉しいメリットでした。
それでも感じる食洗機のデメリット
これだけ便利で、洗い物のストレスから解放され、食洗機様様と思っていても、意外な残念ポイントはいくつかあります。
食洗機を使うデメリット①|意外と音がうるさい
食洗機を実際に使ってみると、意外に音がうるさくてちょっと困りました。
我が家は、リビング・ダイニング・キッチンが同じ空間にあるため、食洗機が稼働しているとテレビの音はいつもの音量だと聞こえません。
そのため、夜の稼働は寝る直前にしてます。
食洗機を使うデメリット②|事前の予洗いがちょっと面倒
お皿に残ったカスや、こびりついた汚れなどを、食洗機に入れる前に洗って落とすのですが、これが意外と面倒。
というか、まぁまぁ水を使ってしまいます。
とはいえ、3分程度で済むので、ストレスにならないレベル。
事前の予洗いをしておかないと、終わった後でも汚れが残っていたり、残りカスなどが故障の原因となるそうなので、なるべくササッと予洗いして入れてます。
食洗機を使うデメリット③|お皿を並べるのにコツがいる
買ったばかりだと、狭い庫内にお皿を並べるのにひと苦労します。
お皿の並べ方次第で、汚れの落ち方もかなり違うので、食器の入れ方は大切です。
噴射水がきちんとかかるように、食器を入れる向きが決まっているので、慣れが必要です。
一見面倒くさそうですが、慣れてくると早く終わるので、食洗機大活躍に変わりありません。
夫は、お皿を並べるのが、子供のブロック遊びのようで楽しいと言って、率先してやってくれます。
男性の方が空間認識力が高いらしいので、食洗機はパパの担当にうってつけだと思ってます。
食洗機を使うデメリット④|食洗機で洗えないものがある
高温で洗浄するので、熱に弱いものや、クリスタルはくもってしまうなど、食洗機NGのものを覚えておく必要があります。
参考:食洗機が苦手なもの/Panasonic
- クリスタルガラスなどの高級ガラス食器
- アルミ製の鍋や食器
- 金器、銀器、錫器
- テフロンなどのフッ素樹脂加工のフライパンや鍋
- 漆塗りのもの
- 耐熱80℃未満のプラスチック
慣れてくるとそこまで神経質にならずに、洗えるものと洗えないものを判別できるようになります。
総じて、大事な食器でなければ、あまり気にすることなく食洗機で洗えてます。
食洗機が必要だと感じたらまずは行動!
色々とデメリットを書いたものの、だいたいは『慣れ』で我が家は解決しました。
このブログを書いている今も食洗機が頑張ってくれています。
やっぱり食洗機が生み出してくれている『時間』が何よりもありがたい。
そのために買ったと言っても過言ではない。
だから、一度買うとやめられないのだと思います。
我が家なら、壊れたらまた買います。
もし迷っているのであれば、まずはキッチンの置けそうなスペースの寸法を測って、家電量販店で実物を見てみましょう!
分岐水栓式いける?タンク式のスリム型じゃないと置けない?
などなど見えてくるものがあります。
まずは一歩踏み出してみましょう。
実際購入から設置まではどんな感じ??イメージが湧くようにこちらもチェック!↓↓↓
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