食洗機NGと表示されている食器、食洗機で対応していない食器を食洗機で洗い続けたらどうなったかを実際に写真を撮ってご紹介します。
食洗機を買う前から使っていた食器類は、なんなら手洗いをなるべく少なくしたいから、食洗機で洗いたいと思ってしまうのはわたしだけではないはず。
そこで、食洗機NGのものを改めてご紹介するだけではなく、実際に我が家で食洗機NGなのに食洗機で洗い続けたらこうなりました!という結果をご紹介します。
- どんな食器が食洗機NGなの?
- 実際に洗ってしまったらどうなるの?
食洗機で対応していない食器や料理器具はたくさんある
使った食器を食洗機で洗うから便利なのに、洗えない食器がまぁまぁあるので要注意です。
洗ってはいけないものを把握していなかったことで、大事な食器や調理器具をダメにしてしまったらもったいないです。
食洗機は高温のお湯ですすいだり、噴射されるお湯も強力なので、食洗機に入れる前に食洗機NGのものを把握しておきましょうね。
それでは、食洗機で洗えないものを確認してみましょう。
危険を伴うので洗ってはいけないもの
- 強化ガラス製のもの
- 飛ばされやすい小物
- 包丁
強化ガラス製のものは、粉々に飛び散ります。
けがをする恐れもありますし、飛び散ったガラスを掃除するのも大変です。
しっかり「食洗機OK」と書かれてあるかチェックしてください。
また、お弁当用のシリコンカップや哺乳瓶の乳首など、軽くて小さなものは強い水流の噴射で飛ばれてます。
飛ばされた小物がヒーターカバーの上に落ちてしまうと、発煙や変形、臭いなどの原因になります。
NP-TZ100以降の「ちょこっとホルダー」がついている機種なら、そこに入れればいいですが、そうでないなら手洗いするか、飛ばされない工夫が必要です。
我が家でも一度異臭騒ぎがありました。
原因は残菜がヒーターカバーに落ちてしまっていたこと。
そのせいで焦げたような異臭を放っていました。
それ以来予洗いはちゃんとやってます。
包丁は専用の包丁置き場がありますので、そこに入れて洗ってください。
包丁置き場の無い機種は、包丁を食洗機で洗うと落下や刃でけがをしてしまう恐れがありますので、包丁を洗えません。
ヒーターカバーを意識して、動いたり、飛ばされないかを念頭に食器類は入れましょう。
変色の恐れがあるもの
- クリスタルガラス、カットガラス
- 漆塗りの食器
- 銀、アルミ、銅の鍋や食器
- 木製の食器
食器に含まれる成分や、食洗機用洗剤の成分に反応して変色する恐れがあります。
クリスタルガラス(鉛)は白くにごってしまうので、お気に入りで高級なガラス製品は洗わないのが賢明です。
高級と言えば、漆塗りなどが施してあるものは、変色したり表面が剥がれしまいます。
高級で立派な食器ほど、大事に手洗いする必要があります。
また、銀や銅は、洗剤のアルカリ性分に反応してしまう可能性があります。
液性が『中性』のクリスタはだいたいパナソニック公式HPとほとんど同じ内容が記載されています。
使っている専用洗剤に記載されている「洗えないもの」を確認してみてください。
食器の損傷につながる恐れのあるもの
- 木製のまな板
- 鉄製のフライパン
- 貫入食器(ひび割れ模様、ステンドグラス状の食器)
- ひび割れのある食器
- フッ素加工フライパン
- 木製の食器や木製の取手付き鍋など
- 金・プラチナがついた食器
- 錫製のコップ
- 耐熱温度90度以下のもの
木製のものはだいたい割れてしまったり、ヒビが入ってしまったりします。
元々ヒビが入っているデザインだったりすると、そこから損傷してしまいます。
強力な水の噴射に耐えられるかがポイントです。
フッ素加工フライパンは、傷があるとそこから剥がれてしまいます。
ただ、傷がなければ普通に洗えるので、我が家ではフッ素加工の小さなフライパンは普通に食洗機で洗っています。
食器の素材によっても洗えないものがあります。
鉄や錫などは、酸化したり、錆びてしまったりするので、食洗機では洗えません。
洗剤の成分によって反応してしまいそうな金やプラチナがついているものも、食洗機で洗わない方がいいとされています。
90度以上耐えられる食器ではなくとも、「低温」コースがあれば対応できることもあります。
- 強力な水の噴射に耐えられるか
- 噴射で飛ばされないか
- 食洗機用洗剤の成分に反応しないか
- 90度以上の高温にも耐えられるか
その他の洗えないもの
- 徳利やビンなどの口が狭いもの
噴射される水が狭いところに入っていけないと洗えないので、徳利やビンは食洗機は不得意です。
最近では水筒を立てられるようになっていたりするので、水筒は機種によっては洗えそうです。
ただ、食洗機NGの水筒があるので、そこは水筒の仕様書をチェックしてみてくださいね。
食洗機でNGなものを洗ったらこうなりました
食洗機で洗えないものを把握した上で、我が家では食洗機で洗えないものを洗っているものがあります。
それは、今まで使っていた食器がもったいないから!
ただそれだけなのですが、本当に洗えないのか疑問に思っているかもしれないので(疑問に思っている方がいないかもしれませんが)、洗った結果どうなったのかご紹介します。
塗り椀はハゲる
やはり漆塗りなどの塗り椀は、ハゲますね。
強い噴射で剥がれてしまうので、大事な塗り椀は手洗いしましょう。
材質によっては溶けたり、噴射の傷がついたりします。
1回だけでこんな傷がついたので、2回目以降はこのコップ手洗いしています。
木製の食器は割れる
何回も食洗機で木製のお椀を洗っていたら、とうとう割れてしまいました。
ヒビが入ったなと思っていたら、あっという間に割れます。
木製のお皿は割れなくても、やはり噴射の傷がついてます。
長い菜箸はだんだん曲がってきているので、木製のものは変形がどんどん進むことがよく分かります。
やはり食洗機では洗えないと記載されているものは、すぐに変色するものや割れてしまうものだけではなく、何回も洗っているうちに変形してしまうものもあります。
手洗いするものをなるべく少なくするなら、食洗機対応の食器や調理器具に切り替えていくのがおすすめです。
この記事は2020年の記事を転載しています。
2024年6月現在で、食洗機対応に変えた食器や調理器具をご紹介!
- 菜箸、お箸
- 木製プレート⇨食洗機対応プレート
- 調理スプーンやおたま
- コップは食洗機対応強化ガラス
まとめ|食洗機で対応していない食器は本当に洗えなかった
食洗機NGなものを知ると、まだ食洗機に慣れないうちは普通に洗うだけなのにドキドキしてしまいます。
慣れればだんだん食洗機対応していない食器を把握して、上手に食洗機を使いこなせるようになりますよ。
- 強力な水の噴射に耐えられるか
- 噴射で飛ばされないか
- 食洗機用洗剤の成分に反応しないか
- 90度以上の高温にも耐えられるか
新たに食器を買い足す際には、食洗機対応かどうか確認を忘れずに。(忘れっぽい私でもそれだけはチェックしてます)
少しずつでも食洗機NGのものを無くして、手洗いするものが減れば、食事後の片付けがストレスフリー♪
フライパンも食洗機対応にすると洗い物が減るので、食洗機対応まだの方はぜひ。
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